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いいトコみっけ隊!

ミックス犬トコと色んないいトコ見つけてHAPPYになるブログ

高齢者ドライバー問題についての一考察

 高齢者ドライバーの事故のニュースが連日後を絶ちませんね

我が家でもこの間やっと高齢の父が運転を諦めました(と思います)

その件について書いてみたいと思います

 

私の父は79歳です

ついこの間まで、愛車のキューブを毎日運転していました

 

車の運転が大好きで、外へ外へと出ていきたがる行動的な性格の父は

きっと若い頃に免許を取ってから車に乗らない日は1日たりとも

なかったんだと思います

まさに車と一心同体という言葉がぴったり

 

安全運転が信条で50年以上も無事故無違反で運転には絶対の自信がある父でしたが

最近は壁に車体をこすって傷つけたり、 何度もハンドルを切って駐車しなおしたり、

確実に運動神経、反射神経が衰えてきているのをいつも隣に乗っている母をはじめ、

近くに住む私や弟も感じ取ってはいました

 

でも、上記のような父ですから「免許を取り上げてしまうのは、あまりに酷」

「それに刺激が減って確実に認知症に向かうだろう」

だれもがそう確信していて、私も「そろそろ運転危ないんじゃない?」くらいで

強く言うことはできずにいました

 

母は免許は持っていますが、ペーパーなので父の運転だけが頼りなわけです

なので「私が隣で気をつけてるから大丈夫よ」

と今考えれば、無茶苦茶なことを言ってごまかしながら乗っていたんですね

 

そんな父が今年の夏、自転車に乗ってる最中によろけて転倒してしまいました

右肩やら臀部やら、側頭部も打ち付けたようなんですが

致命傷にはならなかったのが不幸中の幸いでした

 

親切な方が救急車を呼んでくださったそうです(本当にありがとうございます)

 

結局、検査の結果、肺炎がみつかり外傷ではなくそちらの治療で入院

するはめになったんですね(微熱が続いて体調が悪かったそうです)

 

入院中は安静にしていましたからどんどん足腰の筋肉が弱っていって、2週間後に

退院し自宅に戻ってきたときには、30cmほどの玄関の上り口を自力で

あがることができなかったんです

 

それで後日、「リハビリ病院にリハビリに通うことになったよ」と母から

電話をもらったのですが、そのリハビリ病院に父が自分で車を運転して

通うというんですね

 

・・・・・(;´Д`)

 

どう考えたってリハビリ病院でリハビリする必要のある

人が、その病院まで車で通うっておかしいよね!

 

 

でも本人も母もその危険性をしっかり自覚していなくて、「ゆっくり運転すれば大丈夫」「じゃあ、他にどうやって通えばいいの?」と言うんですね

 

断っておきますが、うちの両親はおバカさんではないんですよ (;´∀`)

今のところ年相応の物忘れがあるくらいで認知は入っていません

母は1日3食きっちり減塩の療養食を作って父の持病ための栄養管理が

できる人ですし、父も定年してからもずっと、自転車で転倒するまでは

社会に出て第2の仕事に励んできた人です

 

二人ともしっかりした人ですけど「自分だけは大丈夫」「夫は大丈夫」という過信が

強く「他人様の命を奪ってしまうかもしれない」という危険性には疎いので、

私はびっくりしました

 

 それでこんな風に説得しました

「便利だから運転する」ことと「他人様の命を奪うかも

しれない」ってことを天秤にかけてよく考えてみて? 

私は加害者の娘にはなりたくないよ

 

それでようやく、まずは母が

「そうだね。転倒して救急車で2回も運ばれてるのに、(退院してからも駅のホームで転倒して運ばれました)運転なんかしてもし万が一のことがあったら大変だよね」

と理解を示してくれて、父を説得してくれたんですね

 

今現在は介護保険の認定もようやくおりて、送迎付きのリハビリ病院へ転院することが

できたんですけど、それまでは隣の市に住む私が週2回送迎をしました

私は自宅でできる仕事をしてるので、ある程度時間の融通が利くから2か月送迎できま

したけど、仕事の都合でなかなかそうはできない人の方が多いと思います

その場合困るのは免許を奪われた高齢者なんですよね

 

介護タクシーも調べましたが、普通のタクシーと料金は同じですから病院までの

往復で1日6、000円かかってしまうんです

1ヶ月に換算すると54、000円です!

年金で細々と暮らしている高齢者には負担が大きすぎますよね

 

これは早急に高齢者が気軽にドアtoドアで通院や買い物に行かれるような

システムが必要だと実感しました

 

両親の住む川越市は確かに路線バスは通っています

でも路線バスではだめなんです

バス停は少し離れたところにあるけれど、自宅から一番近いバス停まで

歩いていくのさえ困難なのだから!

 

まとめ

  • 「自分は大丈夫」という過信が危険!そうならないために、自分が車を手放すのはいつなのか、今のうちから考える時間を持とう。誰にでもその時はくるのだから
  • 目先の利便性に目を向けるのではなく、もし自分が加害者になったとしたらという質問を自分に投げかけてみよう。どんな未来が想像できますか?
  • 当事者が大丈夫と言っても、周囲が客観的によく判断して、説得しよう
  • 国や自治体はむやみに運転免許証の自主返納を促すより先に高齢者が安心して生活圏を移動できるシステムを整えて!

 

 身近な出来事だっただけに真面目に考察してみました

ではでは、またね